ご挨拶

ちょっと近い未来を
現在にお示しすること

当社は社名にいまだに『万年筆』が付されている様に1919年に万年筆からスタートした筆記具メーカーです。 万年筆は非常に細いすき間から液体(インク)を吸引する毛細管現象をベースに作られているなどインク(化学)、金属工学、プラスチック成型、機械工学等すべての科学の粋が結集した筆記用具です。また、世界で初めてカートリッジ方式の万年筆を実用化し、この技術の応用から使い切りではない繰り返し使用ができる蛍光マーカーなどが官公庁やオフィスなどで広くお使い頂いております。私達はこれらの技術に、最良の材料を吟味しお客様にお慶び頂ける様にお手元にお届けしております。中でも万年筆はペン先に弾力があることによって書いた(描いた)線の太さやインクの濃淡が紙面に現われ、これが中でも手書きの風合いを克明に出してくれます。『手書きを見るとちょっぴり気持ちが温かくなる、それは人の気持ちに触れるから・・・』

今までの100年、色々なことがあり多くの方々にも応援を頂きました。有難うございます。 ですが、これからの100年もヒトがヒトであるのであれば、その気持ちの触れ合いは何も変わるものではありません。他方メーカーは、お客様にちょっと近い未来を現在にお示しすることが使命と考えています。
また、当社の長い歴史を活かしながらも新しい技術・新しい素材との融合を考え、プロデュースしていくことを全スタッフで取り組みます。
『お客様に慶んで頂くことが、私達の慶びになっているだろうか』
『また、プラチナを利用しようと思って頂いているだろうか』
『お客様の痛みが、プラチナ全社員の悲しみになっているだろうか』そして、
『私達はお客様に対していつもベストを尽くしているだろうか』
常に基本に沿って長くご愛顧頂けるよう努力して参ります。

Platinum Pen CO., LTD. CEO
Toshiya Nakata
プラチナ万年筆株式会社 代表取締役社長