インクの乾燥を防ぐ「スリップシール機構」を新たに組み込んだ革新のキャップ。 書き味を左右するインクの流動を見直し開発された新ペン先。1919年創業から約一世紀。培われた伝統とたゆまぬ技術の集大成 としてここに「熟成の#3776《センチュリー》」誕生。

書く喜びを追求しこれからも進化し続けます。 現代に合った素晴らしい万年筆とは何か、外観のデザイン、心地良い筆記バランス、書き味、 スムーズなインクの流れ、最大の欠点とも言えるインクの乾燥を防ぐことが出来ないかを検討し、全てのパーツを新たに設計し誕生。

◆「スリップシール機構」とは

従来の万年筆はペン先をカバーし気密構造にした場合、キャップの開閉でポンピングと云われるインクの噴き出しを起こし、 これを防ぐことは極めて困難とされていました。通気を持たせる開放構造にするしか方法が無く、次の問題がありました。

1. インクの水分が蒸発し、だんだん濃くなり、かすれ気味になる。  
2. 3 〜 6 ヶ月使用しないと、乾燥して書けなくなる。  
3. インクの水分が揮発して染料分が内部構造にこびり付き、インククリーナーセットによる洗浄が必要になる。
最悪の場合、メーカー宛に修理(分解して洗浄)を依頼しなければならなくなる。
 

 プラチナ万年筆では、万年筆では当たり前とされてきたこの問題を、お客様の立場に立って原点に戻り、なぜできないのかを 突き詰め、この課題に取り組みました。
 回転ネジ式キャップで初めて耐久性を考慮した完全気密キャップ「スリップシール機構」を実用化する事により、プレピー万年筆プレジール万年筆のスナップ式に続き、実用化困難とされていた回転ネジ式キャップの高級万年筆でも完全気密を可能にしました。
(特許取得済 登録番号 第5637515号)